何をして良いのか分からない 悶々とした日々
友人が立派に?離婚から立ち上がっている姿を見て、私には無理かも・・と思う気持ちもありましたが、早く就職しないといけないなあという気持ちもありました。
暇が出来ると色々と悪いことばかり考えるので、とにかく本を読むことが救いでした。
娘達が読書好きなので、週間に図書館に一緒に行くと、自己啓発や女性の自立体験のノンフィクション系、ビジネス、スピリチュアルコーナーに行き、面白そうな本を片っ端から読んでいきました。
娘達は新しい学校に馴染むのが早く、毎日元気に登校していました。そんな娘達と週末に図書館に通ったことが、今となっては良い思い出です。
今まで読書はあまり縁がありませんでしたが、精神世界を垣間見て、こんな世界があったのかと驚きました。
とにかく片っ端から読みました。
最初は読みやすい本から読みました。
小林正観氏 浅見帆帆子氏 斉藤一人氏
この三人の本は読みやすく、分かりやすく、傷ついた心を癒やしてくれました。
稲森和夫氏 船井幸雄氏
日系WOMANから出ている「妹達へ」のシリーズもおすすめです。
ジョセフマーフィー氏 ナポレオンヒル氏 デールカーネギー氏 勝間和代氏 本田健氏 ・・・・。
とにかく色々と読みあさりました。
いつか一覧にまとめてみたいと思っていますので、ご期待下さい。
本を読んでいると、自分のふがいなさに落ち込む事もありましたが、今まで自分に足りなかったこと、自分に持ち合わせていないことなど、色々考えさせられました。
前向きに生きることが大切で、悪いことが起るのは自分が蒔いた種なのだと思いました。
それと、専業主婦をしているとどうしても狭いが狭くなり、愚痴が多くなりがちだったことも反省しました 。
この頃には精神科の通院もお薬も終わりました。
精神科の先生にはお話を聞いてもらったり、アドバイスを戴いたりしましたが、結局は自分の心の持ちようなんだと思いました。
自分で考えても考えても答えがでない時、不安で押しつぶされそうな時、頼りたくても頼れる人が居ない時、心が不安定になるのでしょうね。
この頃も人目を避けて、負い目を負って生活していました。
私の人生には離婚という文字は無関係、自分が離婚する(実際にはまだ別居)とは思ったことも有りませんでしたから、惨めで惨めで仕方なかったです。
でも、書籍との出会いで、少しは自分の気持ちも整ってきました。
この頃読んだ本で
「離婚の原因は夫婦しか分からないこと。しかし離婚後の人生を見ればどちらが正しかったかわかる」という一節がありました。
私はこの一節をずっと胸の奥にしまっておこうと思いました。
とりあえず出来る事から
友人からのアドバイスで「暇良くない。何もしないのはよくないよ」と言われていたのもあって、ハローワークに仕事を探しに行きました。
ハローワークでは職業訓練の募集があり、無料で訓練を受けることが出来ます。
私は事務の仕事しかしたことがありません。
やはり事務職かなと思い、経理とパソコンの講座がメインのコースの申し込みました。
選考試験当日、人の多さにびっくりしました。すごい倍率でした。
面接で自分の不利な立場を一生懸命訴えて、その甲斐あって無事合格しました。
落ち込んでいてばかりの私でしたが、少しだけ前進できました。
ハローワークの職業訓練
無事合格して、久々の学生生活が始まりました。
経理専門学校へ登校して、そこで簿記三級とパソコン(ワード1級 エクセル2級)の資格を取ることが出来ました。
3ヶ月間位通学しました。皆色々な事情を抱えた方が多かったのですが、皆前向きに勉強しました。
勉強に打ち込むことで、嫌な事を考える時間が減った事が何より良かったです。
人間暇があると余計な事を考えるので、忙しくしている方が良いと思います。
離婚歴がある人、シングルマザーも多かったです。
けれど私はここでも自分の本当の事(別居中)を話す事が出来ませんでした。
哀れみの目で見られることに耐えれなかったからです。
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